兼業サラリーマンがアパートを持つ~不動産投資のメリット・デメリット~
兼業サラリーマン課長の私 トムは、
3年ほど前に、1棟(ワンルーム6室)の木造アパートを購入し、不動産投資を実践しております。
(実践と言っても、不動産会社に完全おまかせですが・・・)
そんな私の知識と実務経験そして実体験から、
私が勝手に思っている事を簡単につづります。
副収入の柱として実践中の不動産投資
メリット
安定収入
物件の立地などにも寄りますが、満室稼働していれば、
安定的に収入を得ることができます。
資産価値
実際の土地建物を所有する事になるため、当然それは資産価値あるモノを持つ事になります。
減価償却(控除)
減価償却とは、建物等(土地以外)の固定資産の価値を減少させていくこと。
減価償却によって計上される費用のことを「減価償却費」といい、この価値を減少させた分を、毎年経費として収入から控除することができる。
団体信用生命保険(団信)に加入できる
生命保険の代わりになる、保険に加入することができます。
自宅を購入したことがある方なら聞いたことがあると思いますが、自分に万一のことがあった場合、保険金が支払われて、借入金がゼロになるというものです。
つまり、もし自分に万一のことがあっても、カミさんと子供が最低限ご飯を食べられるくらいの収入が残せるということです。
年金の代わりに・・・
返済が終われば、各種税金を引いた後の収入が、手取りとして年金の代わりになりますの。
おそらく、将来自分が受け取れる年金の金額を考える(本当に受け取れるのかも怪しい?)と、この家賃収入の方が多く受け取れることになると思います。
デメリット
自己資金(購入の頭金、不動産取得税金)が必要
不動産の契約は、実質0円ではできません。
(契約の誘引の禁止、法律で禁止されています。)
また、購入後半年から一年以内で、不動産取得税の支払いも必要になります。
借入金(借金)
借金をする事になります。
購入する物件の価格、用意出来る頭金の額にもよりますが、数千万円の借入金になります。
付帯経費(管理費、固定資産税、保険)が必要
購入、所有する物件規模などにも因りますが年間数十万円の経費が必要なります。
当然、経年劣化もあります。
また、地震や台風による破損なども考えられます。
形あるものは…ではないですが年数が経てば補修などが必要になってきます。
エアコンや給湯設備など機械的なものや、外壁や屋根の防水機能、外観の汚れなど・・・
劣化が進めば、当然手を入れないと入居にも影響しますので。
投資に向けた心構え
メリットやデメリットについて、先ずは、簡単ですが、こんなところでしょうか・・・
ただ、これら、メリットで上げた部分も一歩間違えばデメリットに・・・
デメリットは視点を変えればメリットに・・・気の持ち様で、変わります。
例えば・・・・
・安定した収入も、空室ができてしまえば維持できません
入居率の悪いエリアの物件
魅力のない物件(駅から遠い、仕様が安っぽい など)
こんな物件を持ってしまったら・・・
・大きな資産を持つことになりますが、自己資金で一括購入しない限り、
逆にデメリットで挙げた借金を持つことになります。
ただ これも、投資信託や株を購入するためにお金を貸してくれませんので、借金できること自体がメリット?
FXであれば、レバレッジを効かせられるのがメリットでもあり、デメリットにもなる・・・というのと同じ感じでしょうか?(ちょっと違う?)
・天災リスクも、当然保険に加入はしますが、災害があれば、それは建物損失に対して支払われます。
ただ、それは銀行(保証会社)が受け取り・・・・代わりに借入金が無くなります。
これをどのようにとらえられるかでも、購入に踏み切れるかどうが、変わってきます。
最後に
投資にはリスクはつきものです。
不動産を持ては、
・空室リスク
・天災リスク
・借入金、返済
・老朽化リスク
物理的に回避できるリスクもあれば、自分の力ではどうしようもないリスクもあります。
ただ、すべてをネガティブに捉えていては前に進むことはできません。
全くリスクのない投資はありませんので、
実際に自身が、どこまでそのリスクを許容できるのか見極めて
判断する必要はあります。
ものすごく簡単にまとめたので、こんな考え方もあるのか~
程度で、参考にして頂けたら幸いです。
最後までお読み頂きありがとうございます。